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ALS患者高野元の日常と思考と回想

創発計画株式会社が創業4年目に入りました

   

本日7月1日は創発計画株式会社の創業日です。2011年からまる3年たち、4年目に入りました。

これまで仕事を発注してくださったクライアントの皆さま、私の知見や人脈を広げてくれた知人・友人の皆さま、わがままを許して応援してくれる家族、関係する皆さまにあらためて感謝する次第です。

2011年度中小企業白書によると企業の生存率は3年目で89%なので、3年間で1割が廃業・倒産していることになります。私の場合は、法人化しているとはいえ一人企業なので、短期的には顧客との関係をしっかり築くことに注力すればよいのですが、それでも3年経過したことにホッとしています。

これまでのコンサルティング活動は新規事業開発をターゲットとして、「顧客開発モデル」の業務プロセス導入支援と、 その実施にあたってのハンズオン支援を中心に行ってきました。大企業での新規事業開発経験とベンチャー企業での事業開発経験をベースに、スティーブ・ブランク氏の「スタートアップ・マニュアル ベンチャー創業から大企業の新事業立ち上げまで」をはじめとした理論的バックグラウンドと合わせて、実践を重視するように努めてきました。

こうした活動を通じて、下記二つの課題を再認識するに至っています。

(1) 新規事業開発は既存組織が邪魔をする

新規事業の立ち上げに必要な業務プロセスを導入するにあたっての最大の障害は、現状の効率性を維持しようとする組織文化とマネジメントの力学です。新規事業開発とは市場と連動して変化を起こす活動であり、既存事業の運営に最適化された組織運営とは相いれません。これを認識して対策を取らないと、新規事業の芽を既存事業の視点で摘んでしまうということです。

(2) 健全な動機がない新規事業は企画段階で失速する

どれだけ業務プロセスを整備しても、「なぜそれをやるのか?」という健全な動機がないとプロセスは機能しません。新規事業開発は、小さな失敗の連続によって仮説を事実に変えていく作業です。目先のアイデアにしがみついて事業化しようとすると、あっというまに仮説が市場に否定されてしまいます。健全な動機とは「売上目標の達成」といった組織内の動機ではなく、具体的な顧客をイメージして「なぜ喜ばせたいか」を考えぬいたものであるということです。

どちらの問題も、組織や個人のマインドセットの問題に帰着します。そういうと採用や雇用規制の問題と考える人も少なくないのですが、私は自分の経営・マネジメント経験から「組織にいる人を活かす」ことを前提に考えるという立場で活動しています。

ギークオフィス恵比寿でのフューチャーセッションの様子

このために昨年後半から今年前半にかけて、組織や個人の潜在意識をいかに表出させて行動につなげるかの技術を学んできました。具体的には下記3つです。

  1. フューチャーセッション・ファシリテーター
  2. 全脳思考®マスター
  3. レゴ®シリアスプレイ®ファシリテーター

本記事では詳細は省きますが、 4年目はこれらの実践活動に力を入れていきます。すでにフューチャーセッションについては、今年の前半から実践を積んできました。

これまでの「顧客開発プロセス導入支援」「ハンズオン支援」と上記活動を組み合わせることで、アイデア創出・事業企画と計画・事業遂行、といった一連の流れをスムースにつなぐお手伝いをしていきます。

また、こうした実践の機会をクライアントさまだけに依存せず、昨年はじめたシェアオフィス 「ギークオフィス恵比寿」をベースに、自ら機会を作り出す場を拡大していきたいと考えています。

これからも創発計画株式会社の活動をよろしくお願い申し上げます。

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