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ALS患者高野元の日常と思考と回想

呼吸リハビリ器具 LIC TRAINER

      2016/12/03

ALSは、運動神経が失われていき、その影響で筋肉が萎縮していく病気です。なぜ神経が失われていくのか、その原因はわかっていません。一方、筋肉の萎縮は運動の指示が来なくなると発生する、筋肉の特性みたいなものです。

発病以来、いろんな部位のリハビリを教わって来ました。その中で一番大切なのは呼吸筋のリハビリです。呼吸ができなくなれば死んじゃうからです。

主治医は聖マリアンナ医大病院ですが、リハビリについては国立精神神経医療センター病院のお世話になっています。

そこで教わったのは、呼吸筋もリハビリできるということです。手や足はストレッチやマッサージで萎縮の進行を遅くできます。

肺も機能低下が始まると、自分の力で大きく膨らませるのが難しくなり、萎縮が進行していきます。そうなると、肺の中でガス交換できない場所(無気肺というそうです)ができてしまうそうです。

自力で十分膨らますことができなくなるなら、なんらかの補助器具が欲しいところです。

この病院のリハビリ課の寄本先生を中心に、そんな器具を開発し製品化までやりとげています。これがLIC TRAINERです。その仕組みについてはまた後日。

先日購入して、ちょうど今日が診察日だったので、記念写真をお願いしました。

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一年前はまだプロトタイプで、病院に来ないと使えませんでした。自宅で気軽に使えるようになれば、呼吸筋の維持が期待できるので、製品化を待ち望んでいました。

訪問リハさんも興味津々で、早速リハビリに取り入れようと言ってくれていますので、とても楽しみです。

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