タイでのモバイル接続:truemove
東南アジア旅行での、モバイル・インターネット体験:タイ編です。2011.3時点の情報ですので、参照される方はご注意ください。
これは使用したtruemoveのSIMパッケージ”InterSIM”と、中身のSIカードです。InterSIMは国際通話可能なSIMですね。49バーツで5バーツ分の通話込みでした。カードはクレジットカードサイズの半分 の大きさです。
truemoveを使いました:
スワンナプーム空港では、タイのモバイルキャリア3社(DTAC / AIS / truemove)が並んでカウンタを出しています。
最初は、一番普及しているDTACと契約するつもりでした。やり取りしている中で、3G回線が使いたいというと「3Gはタイではまだ実験段階で、対応しているのは truemoveだけだよ。」と教えてくれました。SIMのパッケージを空けてしまった後なのに親切なことです。
となりのtruemoveのカウンタに移動して、パスポートを見せて、すんなり契約できました。SIMのアクティベートまでは店員がやってくれました。15分以内に何処かに電話するだけなんですけどね。
ネット接続の手続き:
ネット接続の契約は、トップアップ(プリペイドSIMの料金チャージ)して自分でやってね、ということでプラン表を渡されました。多様なプランで、滞在中に色々実験しましたが、後述するように最後まで苦しめられました。
なにはなくとも、まずトップアップです。手順は次のようになります。
・7-11などでtruemoney (トップアップ用クーポン)を購入する (※)。
・電話をかける要領で、*123*<クーポン記載の14桁の数字># と入力する。
・SMSで、現在のチャージ残高が送られてくる(ただし、タイ語)。
※ “I want to top-up on truemove. / How much ? / 100baht. / OK." 位の会話です。
このあとAPNを設定すればネット接続可能ですが、このままでは1KBあたり0.01バーツで課金されてしまいますので、ネット接続プランを契約します。
とりあえず、うまく使えた1日プラン:49バーツの手順を書いておきます。
・宛先:9789、タイトル:D2、本文:空のまま、でSMSメッセージを送る。
・しばし待つ(数分から数時間)と、SMSで「開通した」旨の返事が来る(ただし、タイ語)。
これだけです。2の応答メッセージ来る前にネットにつないでパケットを発生させると、1KBあたり0.01バーツで課金されてしまうので注意が必要です。また、この1日プランは24:00でリセットされるので、できるだけ早朝に契約したほうがいいですね。このプランは自動延長されないので、毎朝手続きが必要です。
APNはカウンタの店員に教えてもらった下記の設定でうまく使えました。
Name: | true |
APN: | internet |
username: | true |
password: | true |
truemove利用の顛末:
さて結論から言うと、私が契約を理解できて利用できたのは、下記二つのプランだけでした。
- 一ヶ月50MBプラン:50バーツ
- 一日プラン:49バーツ
1の99バーツプランは、とりあえず使うことにして、チャージが不足したら追加すればいいのね、という軽い気持ちで選びました。しかし、このプランは30日の間に50MBを超えるとその時点でアカウントが停止してしまうという、お試しで使うにはありえない、節約したいユーザにはありがたい仕様で、あっというまにアカウントが停止しました。このため、2の一日プランへ移行するしかなくなりました。
truemoveのインターネット接続プランの説明ページに飛ぶと、下記の図が出てきます(タイ語になった場合は、右上の方に言語切替のスイッチで英語ページにできます)。
これを見るとわかるように、
- 利用時間制限
- 利用総量制限
- 時間あたり利用量制限
の3種類に大別されます。
私が最初に試したのは、2の利用総量制限で一ヶ月50MBのモノだったのですが、これがあっという間にアカウント停止してしまい、このため2及び3の利用量制限のプランは、30日待たないと使えなくなりました(後日、truemoveショップにて確認)。
50MBは、結構な容量なので、なんでこんなに早く消費するのよ? という点は謎のままです。中国では300MBプランを2週間でも使いきらなかったのに。
このため毎日49バーツ払うことになりました。ケチケチせず、結局最初に3の399バーツのプランに入っておけばよかった。
タイのモバイル接続は、いつかリベンジしたいし、良い情報をお持ちの方にはぜひ教えてもらいたいです。