【応援】iPhoneが手に吸い付くケース ”Palmo”
iPhone3GSが出てから、iPhone4/4S、iPhone5と、定期的に乗り換えてきました。iPhoneのなめらかな筐体は、そのままにして眺めたいと思うのですが、油断すると滑って落としてしまうこともよくありました。
落としたら傷がついてしまうので、滑りにくくて万が一落としても四隅を守ってくれるケースを購入して使ってきました。たまーにカバーをはずしてホコリを拭うときだけが、あのなめらかな筐体を愛でる時間だったのです。
そんなiPhoneケースですが、友人が新しいコンセプトのケースの販売を始めました。これまでの不満の多くが解消される優れたケースなので、ご紹介します。
東京、香港、深圳を駆け巡る友人、松浦さん
ネットソリューション・マーケティングの会社を経営する、友人の松浦康裕さんは、4年ほど前から珠江デルタでビジネスを立ち上げようと奮闘していました。2012年の暮に深圳に遊びに行った時には、深圳の拠点にも泊めてもらいました。
ちょうどその時に、華強北という電子機器販売店が集積している街を紹介されて、見て歩きました。昔の秋葉原みたいなところですが、規模はもっと大きいです。パーツセンターで部品をかき集めると、iPhoneが一台出来上がるといわれるところです。
iPhoneケースの原価は数%
そこで売られているiPhoneケース、iPadケースは、日本の10分の1以下の価格でした。つまり原価10%で日本では売られていたわけです。
松浦さんはそこに目をつけました。仕事では常に高いレベルのデザイン性を求める彼は、単なる仕入れ販売ではなく、新しい付加価値をつけようと試行錯誤を繰り返していたそうです。
そのアイデアのひとつ、「片手で安心して持てるケース」について聞いたのが、ちょうど2年ほど前、2013年の春でした。
iPhoneが手のひらに吸い付くケース “Palmo”
松浦さんが2015年1月に発売したPalmoは、Palm+Mobileの造語だそうです。キャッチコピーは、
- Palmo – Always Stably Safety
- 片手でラクラク、いつも安定、安全、安心
となっていて、iPhone本体が手のひらに吸い付くこのケースの特徴をよく表しています。デザイン上の工夫が随所に感じられて、相当試行錯誤したことがわかります。
独特なX字形状がミソ
なぜ、手のひらに吸い付くのか。それはこのケースの独特な形状にあります。
シリコン製でiPhoneの上下部をガッチリ覆いつつも、その間はX字状の隙間が空いた状態で繋がれています。このすき間に指を入れることができるのですが、これで iPhone本体を直に感じることができます。
このX字がミソで、ちょうどいい具合に指を挟んでくれるのです。これをX字にせずに同じ幅にしてしまうと、窮屈で指を動かせないか、緩くて何かの拍子に抜け落ちてしまうのだと思います。
よく見ると、X字状のバンドはテーパーを付けて厚みを変化させています。指を差し込む側のバンドは薄くなっていて、小さな力で指を潜り込ませることができるのです。
中央部分に指を通してしっかりホールドするもよし、Xの一辺に指を引っ掛けて軽くホールドするもよし、実によく考えられています。
そんな特徴は、パッケージデザインにも現れています。
手の機能が落ちはじめた私へのメリット
私は、ALSの影響で手の機能の低下が始まっています。握力は20Kg代に落ちていて、指先も以前のように器用に動きません。手にとったものを落とすことも増えてきています。
もともと指が短い私は、以前から片手でiPhoneをいじるのが難しかったのですが、このPalmoをつけることで、安心してiPhoneを片手でいじることができるようになりました。万が一落としても、四隅はしっかりカバーされているので安心です。
また、階段を登る時には手すりに掴まらないといけないのですが、iPhoneを握ったままだと手すりをしっかりつかめません。そんなときは、Palmoを手の甲側にひっくり返せば、手のひら全部で手すりをつかむことができます。
ポケットに入れれば済む話ではありますが、家の中の移動ではそういう小さな動作が面倒で、Palmoがあると気軽に移動できるのです。
寝落ちの事故防止にも
ベッドやソファで横になってiPhoneを眺めている方は、意外と多いのではないでしょうか?
寝落ちしてiPhoneがベッドのすき間に入って見つからなかったり、あるいは顔の上に落としたりしたことはありませんか?
Palmoがあれば、そんなことはありません。しっかり手についていてくれます。
松浦さんがPalmoを見せてくれたとき、たまたま一緒にいた妻は、この理由でPalmoが欲しいと思ったそうです。
Palmo for iPhone5/5S/5Cの購入はコチラから
とりあえず、右のバナーをクリックして、Plamoのサイトをチェックしてみてください。そこから、クレジットカードまたは銀行振込、郵便為替でPalmoの購入が可能です。
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初期ロットの在庫が希少とのことで、お申し込みはお早めにどうぞ。もし買えなかった方は、次のロットを首を長くして待ちましょう。
中国での製造は、信頼できる工場の発掘からコミュニケーション、素材の質感や色具合の確認など、表には見えない苦労も相当あったのではないかと推察します。
そんな苦労の末、iPhone6/6plus版の制作が大詰めで、2月頃に出るそうです。
早く出るといいですね。頑張ってください、松浦さん。