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ALS患者高野元の日常と思考と回想

大連にて ~ あなた方がいるから私がいる

      2014/12/20

7月末に大連に行ってきました。2007年に現地で創業した会社が5周年を迎えるにあたり、創業者として呼んでもらったためです。参加してよいものか迷ったのですが、わたしも社員の皆さんに会いたかったので、思い切って参加しました。

私はすでに役割を終え、一切の役職を引き継いで退職してから1年半以上経ちました。いまでもときどき、当時の苦労だけでなく、楽しかったことも懐かしく思い出します。

本社の都合で難しい仕事を引き受けてしまったのに、数ヶ月に渡る残業・休出だけでなく春節の休日出勤を快く引き受けてくれたこともありましたね。知り合いの日本人総経理たちからは、「信じられない!どういう工夫をしているんですか」と聞かれました。

社員旅行で水遊びや山登りをしたこともありました。社員旅行は、いまの日本ではすっかり廃れてしまいましたが、若い皆さんと一緒に遊べる経験は貴重で、出張で来るだけではわからない普通の生活を知る機会となりました。

当時は皆さんの多くが大学を出たばかりでしたが、今では結婚だ出産だ、と順調に人生を歩んでいる様子を見たり聞いたりすると、ほんとうに嬉しく思います。

仕事は人生の多くを占める重要事項だといまでも思っていますが、個人としての幸せと両立してのものです。中国の人たちが、はっきりと仕事とプライベートを分けて家族を大切にする様子は、私自身も40代後半に入って人生観を考えなおす良いきっかけとなりました。

また、言葉も文化も違う異国でゼロから立ち上げた組織の中で、年齢もちがうのにお互いに深く理解できるような関係を築けたということは、私自身に大きな自信をくれました。

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さて、こんなブログを書こうと思いついたのは、宋文洲さんがご自身が創業されたソフトブレーン20周年記念パーティでの挨拶を書いた「あなた方がいるから私がいる」を読み感銘をうけたためです。このエントリのタイトルも、ここから拝借しました。

私の経験は20年より短いし上場経験もありません。皆さんの現在の仕事を支援することも出来ず、宋さんにははるかに及びませんが、同じように皆さんの人生が素晴らしいものになるように祈っています。

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听说有个人有时候看我博客。我知道大家大概看懂了我写的日文。如果您看了,请给我发信息还是留言吧。祝您们人生平安。近将来再看见!

(おまけ) 訪問時に開催されていたビール祭りの一コマ

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