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ALS患者高野元の日常と思考と回想

シルクロードに行ってきた ~ 敦煌(1):鳴沙山・月牙泉

      2014/12/22

 
4/16-17: 甘粛省敦煌

7時前にホテルを出て、嘉峪関を7時半に出る普通列車のチケットを無事にとることができました。単に自由席なだけなんですが、とにかく5時間埃だらけの列車に乗って敦煌に着きました。列車の旅の様子は、あらためて後日書きます。

敦煌駅からはミニバンタクシーに乗って、30分ほどで敦煌市街に移動しました(15元)。運転手がユースホステルをしきりに薦めてきましたが、前日にネットで予約した「敦煌飯店」にチェックインしました。

敦煌は小さな街です。まずは市街を散歩しながら、翌々日のトルファン行き列車チケットを買わねばなりません。しかし、チケット売り場を探すも、地球の歩き方に書いてある場所には跡形もありません。近所で聞いてみると、1Kmほど離れたところに移動したとのこと。めげずに歩いて行くと、冬季は土日は午前中だけとの張り紙が。。。明日もう一度、朝一で来ないとならなくなりました。

鳴沙山へ:めいさざん、ming sha shan

敦煌はシルクロードのオアシス都市なので、周囲は当然砂漠です。街から5Km程のところに鳴沙山という砂丘があります。砂丘といっても、東西40Km南北50Kmと広大です。砂岩の上に風化した砂が溜まっています。翌日行く莫高窟も、この鳴沙山の東端にあります。

市街からローカルバスに乗って20分ほどで到着です(3元)。近くまで来ると、大きな砂の峰が見えます。入場料として120元を払って中に入ります。

鳴沙山入り口

内部から見た風景

砂丘は駱駝に乗って:

シルクロードといえば、砂丘を駱駝に乗った商隊が進んでいく様子を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。観光地なので駱駝が待機しているのはお約束です。生まれて初めて、駱駝に乗ってみました(80元)。

待機する駱駝たち

駱駝はゆっくり動いてくれるので、安心して乗ることができました。思ったより背が高く、視界も広がる感じでした。私は一人で参加したので、前にいた人民解放軍の4人組と一緒になりました。おそらく休暇で遊びに来たのでしょう。

私を乗せてくれた駱駝

砂丘の上で:

駱駝に乗って砂丘を進んでいったのですが、なかなか味わえない風景でした。運良く天気が良かったので、砂に打たれることもなく、純粋に景色を楽しめました。解説はいらないと思うので、写真を載せておきます。

方向によってさまざまな表情を見せてくれます

ひとつだけ気をつけたのは、カメラの取扱です。事前にネットで調べたところ、一眼レフやコンパクトデジカメが砂を噛んで動かなくなったという書き込みを多数見ました。ですので、一眼レフはビニール袋にくるんで、大事なところだけに使いました。上記の砂丘の風景は、メカを持たない iPhoneのカメラでとったものです。

月牙泉:げつがせん、yue ya quan

鳴沙山のふもとに月牙泉という泉があり、そこに小さな楼閣が立っています。この泉は、漢代から遊覧地として知られ、枯れたことがないそうです。緑色にたたずむ泉と楼閣、その後ろにある砂丘、は絶妙のコントラストを醸し出しています。

砂漠を歩き疲れて、この泉にたどり着いた昔の人々は、さぞかし幸せな気持ちになったのではないでしょうか。

三日月型の泉

美しい碧色をしています

この楼閣で疲れを癒したのでしょうか

月の砂漠:

夜8時を過ぎると、ようやくあたりが暗くなります。北京から2000Kmも離れているので、本来なら7時過ぎくらいの感覚です。運のいいことに、ちょうど17日目の月で暗くなるころに地平線から昇ってくれました。

満月でないのが惜しい

ちなみに、「月の沙漠」という歌は、実は千葉県の御宿がモデルだそうです。多くの人が、シルクロードを思い浮かべていると思うんですけどね。

——

夜9時を過ぎた頃に鳴沙山を出て、タクシーを捕まえて市街に戻りました。このタクシーの運転手は、翌日の観光もお願いすることになります。

市街にもどり、ホテルから5分ほどのところにある商業一条街(読んで字のごとく、ショッピング街です)に屋台が並んでいるので、そこで夕食を取りました。日が暮れるのが遅いので、屋台は夜中まで賑わっているようでした。

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