2013年に取り組むこと

創発生活, 日常生活

昨年の反省もままならないなかで2013年に突入して、忙しさにかまけているうちに2月になってしまいました。

今年取り組むことを3つ決めています。キーワードは「創る」です。

(1) 仕事を創る

昨年は、事業開発の方法論として「顧客開発モデル」を研究することで、コンサルティングの仕事に軸ができました。

顧客開発モデルは、リーン・スタートアップの基本原理といって良いのですが、実行するためには「組織の改善」と「個人の自立」を促して、企業文化の再構築が必要となります。また、既存の技術スキルの延長では新事業を推進できないことも多く、ターゲットを定めて人材育成することも必要です。

まずは、お客様のニーズ・オリエンテッドで来るものは拒まずで仕事を進めますが、上記のような観点でも仕掛けて施策を準備していきます。

(2) モノを創る

何を創るかは決めていませんし、人に誇れたり売り物になるようなものを考えているわけではないのですが、時間を確保して何かを作っていきます。比較的小さいものを複数です。

今年はメイカーズ・ムーブメントに代表される、新しいイノベーションの波が来るわけですが、そのためには考えるより手を動かすことが大切と考えています。これまで、いいものを作らないといけないという思い込みが壁になって手を出して来なかったのですが、自分の喜びのために作ることにしました。

第一弾として、RepRapProという3Dプリンタキットを作り始めています。すでに作業が遅れてしまっていますが、慌てず続けます。あと、料理のレパートリーを増やすことも、続けたいと思っています。

(3) 居場所を創る

何かを思いついた時に、気軽に相談できて協力してもらえる場所があるというのは素晴らしいことです。前職を辞したあと一時的に社会的には孤立していたので、心からそう思っています。昨年からお世話になっているTechWaveはそういう居場所の一つになりました。

いっそうの多様性が求められる時代です。自分の居場所も多様にしたい。とはいえ、自分が一定の貢献ができなければ居場所になりませんから、それほど多くはできません。Facebookのおかげもあって、友人・知人の多様性が増しているので、地域・仕事・プロジェクト・趣味、といった切り口であと2−3の居場所を作りたいと思っています。できれば中国圏にも持てるように画策するつもりです。中国語の勉強やらねばです。

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去年より今年、今年より来年、と毎年進化できるように色々仕込みたいです。もうすぐ48歳になりますが、先が短いと考えるか、まだまだ先があると考えるかは自分次第。今年は特に宣言するとうまくいかない気がするので、既成事実ができたことから報告していきたいと思ってます。