48歳の誕生日を迎えました

創発生活, 日常生活

昨日の遅くに羽田に到着し、4泊6日のバンコク・クアラルンプール弾丸ツアーから帰国しました。

まだクアラルンプールにいるころから、妻からメールが来て、FB友人のみなさんからお祝いメッセージが届き始めて、「ああそうか、今日は誕生日だったんだな。」と思い出すような感じでした。

気軽に海外に出向いて新しい知見を得たり刺激を受けたりするだけなく、SNSで気軽に友人から連絡が届くというのは、実に自由で柔軟な世の中になったものだと思います。

今回は、東南アジアの匂いを感じてもらうために長男を連れて行きました。これからの世界がどのように変化するかわかりませんが、アジアの世紀になると言われます。無菌室で暮らすような日本とはちがった熱気の中にいる、アジアの人々と対等な関係を築けるメンタリティを持つことが重要なスキルになると思います。日本にとどまるとしても、多様性を受け入れて楽しめるようになるために、少しでも世界を見てほしいという考えもあります。

今回の誕生日で48歳になりました。実にアラフィフです。もうすぐ50歳になるころには、いろいろ衰えを感じたりあきらめたりするのかな、と以前は思っていました。しかし最近、自分の周りにいる人たちがみんな元気なので、自分ももっと元気に行こうと思えるようになりました。2月に講演をお願いしたライフネット生命の出口社長と年齢の話をしたときに「僕は今年65歳になるんですよ」と一蹴されたことを思い出します。この年齢になると、心の持ちよう一つなのだと思います。

これからの世の中の変化を冷静に考えてみて、70歳を超えるまで現役で働こうと決心しています。そう決めると、先が見えたような気分で「あと何年働けるのか」ではなく、「まだずいぶんあるな、準備をきちんとしよう」と思えます。一昨年に一人で起業しようと決めた理由の一つでもありますし、今回のようにときどき海外に出て、少しでも変化を自分の目で見て感じるのもその一つです。

だんだんと自分がやりたいことができるようになってきたのは、さまざまな人たちのご支援のおかげだとあらためて感謝しています。仕事をご一緒させていただくお客様はもちろんのこと、日頃考えていることを自由に話して行動に移せる友人たちの存在が大きいです。著名な起業家のように一瞬で世間に影響を与えることができなくても、自分がやってみたいことでワクワクできて、それで周囲にもいい影響を与えられればいいのだと思えるようになりました。

さて、今回の旅ではバンコクの王宮・ワットポー・ワットアルンといった仏教寺院を訪れました。ちょうど二年前に、これからの自分の人生どうしようかと一人旅をしていた時に、訪れた仏教寺院でブッダ像に必ずお願いしていたのが、「これからの人生も、まだまだ面白いことがありますように、チャレンジできますように」でした。2年前に比べて圧倒的に前向きになれているのは、もしかしたらブッダのおかげなのかもしれません(我が家は代々、浄土真宗東本願寺派です)。

今年の2月のブログで、「仕事を創る・居場所を創る・モノを創る」今年のテーマだと宣言しましたが、少しずつ芽が出る気配がでてきました。形になったものから順次報告して行きますので、乞うご期待ということで、誕生日メッセージを戴いたり、心の中で思っていてくれる友人・知人の皆様へのお礼に代えさせていただきます。

これからもよろしくお願い致します。