北京に行ってきた(1) ~ 故宮
成田から北京へ:
4/10 に成田から出発して、北京国際空港までは中国国際航空を利用しました。前の会社で一緒に苦労した方が最近退任したので、北京は一緒に旅行してきました。飛行機のほとんどの座席は埋まっており、いつもどおり2/3は中国人乗客ですね。
無事に北京空港に着き、シャトルトレイン(空港快速)に乗って東直門駅まで出ます。駅前にたむろしているタクシーに、2Km先のホテルまでと行って値段を聞くと、いきなり100元と言われてしまいました。まあ中国らしい洗礼です。軽く流して別のタクシーを捕まえると、故宮北東部にあるホテルまで15元+2元(北京は乗客一人に1元をとる)で到着しました。
チェックイン後は疲れていたので、ホテルの近所にあったローカル火鍋店で夕食。メニューのことを中国語で「菜単」というのですが、なかなか通じず、北京では「菜譜」というのだとオジさんに教わりました。
故宮:
翌日は朝食のあと、以前使用していた中国聯通(China Unicom)の番号を復活させるべくウロウロして時間を浪費してしまい、昼食を終えてからあわてて故宮に向かうはめに。北京中心部は、ゆとりを持って街を作っているので、一区画が長く移動には時間がかかってしまいます。
地下鉄で天安門西駅に行き、そこから5分ほど歩くと天安門広場に出ます。ニュースなどでなんども見慣れた映像ですね。
ここから天安門をくぐり、濠を越えたところにある午門をはいると、もう故宮博物館です。故宮は、紫禁城とも言われた明代・清代の宮殿で、いまでは博物館として公開されています。
先に進んで太和門をくぐると、ここからは国家行事や式典や行われた「外朝」エリアになります。この太和殿を前にした大きな広場は、映画「ラストエンペラー」にて、愛新覚羅溥儀が即位式を行った場面で有名ですね。その後ろに、中和殿、保和殿と続きます。
保和殿を越えて乾清門をくぐると、皇帝一家の居住エリアである「内朝」に入ります。最初に見える乾清宮が行程の寝室と執務室で、その後ろに交泰殿、坤寧宮と続きます。
内朝の西側には、西太后が住んでいた西六宮エリアがあり、小さな宮殿が六つ並んでいます。
宮殿は見事な色彩の陶器で彩られています。これは、龍の文様をあしらったものです。
龍といえば、故宮の東側にある九龍壁が、瑠璃瓦を使用した見事な龍の文様で有名なのですが、時間切れで見ることができませんでした。こんど北京に来る機会があれば、あらためて見に来たいですね。北海公園にも同様のものがあるそうです。
天地劇場:
夜は、東直門そばにある天地劇場まで、雑技団のショーを見に行きました。ショーの写真撮影は禁止なので写真はありません。実はこっそり撮ろうとしたのですが、どこからか緑のレーザ光線をファインダにあてられて警告を受けたので、おとなしくしておきました。外国人客むけにショーアップされており、ピエロも出てきましたが、雑技そのものが驚異的でした。こんどは家族で見に来たいですね。