タイ編 ~ スコータイ(2)
2011東南アジア旅行:タイ編:スコータイ(2011/03/02-03)
気温が30度を越える中で、遺跡公園の中心部を自転車で見て回ってちょっと疲れました。一旦中心部の外に出て、昼食を取って休憩した後に、今度は城壁周辺の寺院をめぐりました。
遺跡公園北部の史跡:
遺跡公園の北部に散らばる史跡を自転車で回ってきました。
ワット・シーチュム:
「おそれない者」という意味の「アチャナ仏」を祭った、スコータイを代表する寺院です。32m四方、15mの高さの壁に取り囲まれており、とても良い状態で保存されています。天井はありません。
外部からは、僅かなスキマから仏像が見えますが、建物の中に入ると部屋いっぱいに大きな仏像が鎮座しています。
ワット・プラ・パーイ・ルアン:
スコータイ王朝にて、ワット・マハータートに次ぐ重要な寺院だったそうです。しかし、今ではほとんどの建物が破壊されていて、クメール様式の仏塔が一つ残っているだけです。仏像もほとんどが朽ち果てていました。
その他の史跡:
ワット・プラ・パーイ・ルアンから、中心部へ戻る途中にもいくつかの史跡がありました。
遺跡公園東部の史跡:
北部の遺跡を見た後に少々休憩したあと、最後の力を振り絞って東部の遺跡をひとつ見てきました。
ワット・チャーン・ローム:
遺跡公園の入り口から1Kmほど東にある寺院です。釣鐘型の仏塔と、これを支える象たちが特徴です。
市街へ:
遺跡公園を見て回った後は、再びソンテオに乗って市街に戻りました。すぐにゲストハウスには戻らず、ニコンカセム通に沿って散步してみました。ちょうど夕方からマーケットが立つところだったので、冷やかしてみました。
夕方のマーケットの様子
街の食堂で夕食
スコータイは世界遺産に認定されてはいますが、街としては地方の小さな町に過ぎません。でも、そのゆったりした時間の流れや素朴な町の人々は、バンコクとは異なっており、ほっとさせられました。
歴史を感じさせる古都を眺めつつ、2-3日ゆっくり過ごすのもいいかと思います。もう一度訪れたい場所です。