大連で「おいしい牛乳」発見!
先週、知人が大連視察に来たのであちこち案内していたのですが、その中で食品工場の見学があり、雑談の中で教えてもらいました、大連で「おいしい牛乳」。
言われて探してみれば、近所のスーパーにもあるし、マンションのコンビニにもありました。
大連で生産しているため、ショートライフでのデリバリが可能で(保存期間7日)、これまで飲んできたロングライフ牛乳とは味が明らかに違います。日本で通常売っている成分無調整牛乳と同じような味で、大変美味しく飲めます。
値段も243mlで1.6元しかしないので、通常の3-4割増し程度で安い。
これで、先日紹介した食パンの酵熟とあわせて、朝食は完璧ですね。
#ちなみに、大連に住んでいる知人も、「もう酵熟しか食べられない」と言っていました。
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中国の牛乳生産は、内モンゴルに本社がある「伊利乳業」と、そこで役員まで上り詰めた牛さんが独立した「蒙牛乳業」ほか大手が数社あります。
いずれの牛乳もロングライフです。
#両社とも、2008年にメラミン入り粉ミルク事件を起こして、日本でも悪名が広まってしまいましたね。
広大な国土をカバーする物流網を構築することを考えると、ロングライフが中心になるのはやむを得ないと思っていましたが、きちんと調べれば地元の乳製品メーカがあるんですね。おそらく、他の地区にもあるのだと思います。
ほかにも、ドーナツや日本風の餅菓子など、いろいろなおいしいものがどんどん増えてきています。
中国の食品安全性には引き続き注意をはらうべきですが、私が知らなかったことを割り引いても、初めて大連に来た3年前と比べて生活水準や生活文化がどんどん良くなっているのを感じます。
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最後に、最近大連にできたユニクロの写真を載せておきます。
ラインナップは日本と一緒です。値段は2-3割高いですね。
なんでも、中途半端に安いとブランド効果がなくなるため、高めに設定した方がお客さんが来るんだそうです。
中国国内で生産しているのに、面白いですね。