上海に行ってきた
中国に関わり始めてはや3年たち、大連への出張もすでに第2の故郷に帰るような感覚になっています。
でも他の都市にはまだほとんど行けていません。
今年は北京と上海にいくのを目標に掲げていまして、6月に北京へ行くことはできましたが、上海にいくチャンスがなくもう無理かなとあきらめかけていました。
ところが、今回の大連出張に週末がからみ帰国便が午後便だったことから、金曜の夜から一泊で上海に行くことにしました。
上海は大連からはほんの1.5時間なのですが、浦東空港から市街まではかれこれ1時間程度必要で、空港までタクシーで30分でつける大連のような身軽さはありません。まあ、北京に並ぶ大都市ですから仕方ありませんね。
空港到着が20時を過ぎていたため、とにかく市街にでるべく、リニアモーターカー → 地下鉄と乗り継いで、まずは第一の目的地の外灘(Wàitān)に向かいました。食事をほとんど取ってなかったので、まず食事をしてから外灘にいくと、残念! すでにライトアップが終わってました。何でも20時までなんだそうです。それでもめげずに、あるビルの上層階に上り、バーのテラスから黄浦江と対岸の金融街をながめ、多少なりとも雰囲気を味わってホテルへ。
市街に出てくるまでに気づいたのは、外国人が多いことですね。大連は日本人は多いですが、これほど欧米人は見かけません。また、このようなおしゃれなバーは大連にはないですね。これは、地方都市と大都会の差でしょう。
翌日は、豫園(Yùyuán)にいってみました。豫園は明代の庭園であり、いったん荒廃した後に清代に再建されて今に至っているそうです。庭園だけでなく、その隣は豫園商城という市場というかショッピングモールになっており、多くの人で賑わっていました。
豫園商城を出たところで、花文字を書いてくれる店が出ていたので値段を聞くと、一文字20元ということなので、3文字のわたしの名前は60元。それならいいかと言うことで書いてもらいました。
専用の道具があって、どんどん書いていきます。どれくらいかかるの?と聞いたら、5分といってましたが、実際には10分かかってました。でも早い。
字を書き終わったあとに、額縁150元でどうか?と聞いてくるので、お約束通り値段交渉にはいります。
合計210元ですから、まずは半額の100元を提示してみると、何度かやりとりをし180→160→150→135→120 とあと一歩まで下がってきました。まあ、外国人には倍の値段をいうもの、と考えるべきなので、ここまでは予想通りです。
110までは下がるかと思いましたが、118で打ち止めのようでしたので、ここで妥協しました。
そのあと、携帯ストラップを30元でどうか、といわれたので、免費(タダ)ならいいよといってみましたが、さすがにそれは無理で、帰り際に10元まで下がりましたが、やめときました。
そのあと、路地におしゃれな店が集まる田子坊をのぞいてみましたが、原宿の小径のような感じでした。
これも大連にはない、おしゃれな場所ですね。現地に住んでいる人だけでなく、多くの外国人観光客や国内の旅行者であふれていました。
今回の上海はここまで。大連に戻らないとならないので、タクシーで浦東空港第2ターミナルまでいきました。
この第2ターミナルは、来年の上海万博で訪れる観光客に対応するために、今年開設されたターミナルです。
とても広くて清潔な建物で好感が持てます。また、待ち時間のあいだに立ち寄ったレストランで、軽食を頼みましたが、予想外においしかった。国際空港としての高いレベルを目指しているのだと思います。
次回は、上海万博の時期になるでしょうか。もう少しじっくりと過ごしてみたいものです。