58歳になりました

ALS生活

3月31日の深夜に、58歳になりました。

31日の昼間は、そうはつ介護ステーションのヘルパー研修会でしたが、そのあとにみんなに誕生日を祝ってもらいました。欠席したヘルパーと息子二人もビデオメッセージを寄せてくれました。

10年前を思い返すと、体の不調が少しずつ出始めてはいましたが、独立して2年近くが過ぎて、仕事も遊びも思い通りになりつつありました。その後ALS患者として重度障害者となりましたが、いまでは結構忙しく楽しく過ごしています。

体調的には、ALSにより体が動かないこと以外は、大きな問題はありません。パソコンも視線入力のおかげで問題なく使えていて、講演や県庁、患者会などの仕事がありつづけることは、とてもありがたいことです。

もちろん年齢的な変化はさすがにあって、なかなか集中力が長く持続しないようになってきました。メールやSNSの返信もおっくうなので、各方面にご迷惑をおかけしている自覚がありますが、ご容赦ください。もう好きなことしかやらないことにしたいところです。

自分としては最近マンネリを感じているというか、たいていのことはそこそこできるようになってしまいました。もっと、アドレナリンが出ることに取り組まないとなーと思います。自分的にアドレナリンが最も出るのは、一人で知らないところを旅することですが、今はもう難しい。代替策を考えないとと思います。

40代前半は組織の長として、新卒の育成も含めて過ごしたわけですが、それが終わりになったときは、もう二度と人を雇うことはしないだろうと思っていました。

しかし、いまは自分の介護をしてもらうために、10名ほどのヘルパーを雇うようになりました。ビジネスモデル的には、利用実績に応じた介護報酬を得るだけなので極めてシンプルで、反面で大きな成長は難しいものです。

ヘルパーのほとんどは、ダブルワークや学生ですが、組織開発や人材開発の要素は多分にあるので、そこはおもしろいところです。また、雇用する責任も果たさないとなりません。私自身が事務処理や管理業務をいやいややっていたのを、ようやく友人にお願いすることができるようになり、移行を進めています。

研修会に参加してくれたヘルパーの皆さん

もう一つ、川崎つながろ会も最近いい感じです。メンバーの自発的な活動が増えてきたのです。コロナのおかげで3年遅れたと感じますが、大学生の参加がよい刺激になりました。川崎市役所や難病・障害福祉事業者の方々との関係も増えており、結局そういうことが好きだし役割なんだと思います。

最近の知的な趣味は、素粒子物理学の超ひも理論です。NEWTONのムック本から始めて、やさしい解説書をつまみ読みしています。素粒子物理学の話なのに、重力や次元という宇宙物理学にもつながっています。最終的には、統一理論とかカラビ=ヤウ空間、11次元の仕組みを定性的に理解できるようになりたいと思っています。

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Posted by gen