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ALS患者高野元の日常と思考と回想

天才と過ごす時間

   

長い人生の中で、秀才とは数えきれないほど会うだろう。

でも、天才と巡り合うことはほとんどない。

そして、その貴重な機会を自分の人生に結びつけられる人は、ほんの一握りしかいない。

秀才と過ごす時間は、お金で買える。例えば、セミナーに行ったり、いい大学やいい会社に入ればいい。

天才と過ごす時間は、お金では買えない。ごくわずかな機会を、勇気をもって引き寄せないと得られない。

才能ではなく勇気が必要なのだ。

才能が乏しいことを言い訳にして、勇気を封じてはならない。

才能とは、たいてい誰かの決めたものさしで定義されているに過ぎない。

天才とは、だれのものでもない自分の物差しで生きて、世の中の価値観を変えてしまう人のことを言う。そして彼らは自分の物差しで生きることに勇気を必要とせず、自然にそうしてしまう。

一人一人の選択肢は無限にあるのに、ほとんどの人は他人の決めた人生を歩んで死んでいく。

自分の選択肢に気づくためにも、天才との出会いを逃してはならない。

 - 父からの手紙