マカオでモバイル接続〜3mo編

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はじめに

香港からマカオにも行ってきました。マカオは、香港とは異なる特別行政区なので、香港キャリアの電波も、中国キャリアの電波も使えず、マカオキャリアと契約しなければなりません。私は、香港から高速船でマカオに来たので、フェリーターミナルで入管手続きを行いました。

フェリーターミナルでSIMカード調達

さて、フェリーターミナルにて税関を抜けて、どうやってSIMカードを探そうかと考えるまもなく、自動販売機が並んでいました。

3マカオ自販機 CTM自販機 SmarToneマカオ自販機

最初見た時には、お菓子でも売っているのかと思いましたが、SIMでした。写真には3社しか挙げていませんが、ほかにも2-3社あったようです。

最初に目に入った、3mo(3マカオ)を購入しました。今回は半日ほどの滞在なので、他社を試すことはできませんでした。

パッケージとSIMカード。
よく見るとマイクロSIM用の切り込みが入っていることが分かる。

 

コスト

3moの3Gデータ通信付きSIMカードは、HK$100/日というパッケージでした(→3moの商品ページ)。

  • データ通信: 無制限
  • マカオ内通話: HK$0.4/分

むむ?これだとデータ通信しかできない?と思いましたが、よく見るとHK$30分のサービスを追加と書いてあります。HK$20分のマカオ内通話とHK$10分の国際通話ができるということです。これなら50分のマカオ内通話と多少の国際通話がが可能なので問題なさそうです。なお、国際通話の詳細はこちら(→3moの課金額一覧)でご確認ください。

面白いのが、このSIMカードの有効期間は7日間ということです。旅行で訪れる短期滞在者のために用意されていることがよくわかりますね。

設定と評価

アクティベーションは、##123# あてに電話をかけます。電話をかけたり受けたりするだけでは開通しないので、注意が必要です。

APN設定は下記のとおりです。

項目
APN ipc.three.com.mo
ユーザ名 なし
パスワード なし

 

速度は、下り1.5Mbps、上り0.3Mbps程度でした。あまり早くないですが、メール・チャット・マップと言ったサービスを使うのには問題ないですね。

なお、マカオは香港と同じく、中国のグレートファイアーウォールの外なので、アクセス制限はかかっていません。

おわりに

7日間しか有効ではないという、短期滞在者向けに特化したSIMカードというのは、目的が明確で清々しいですね。日本でも訪日外国人向けに、こういったサービスをやればいいのにと思います。不正利用防止対策を十分に考えないとならないですが、規制を強化する方向よりはリテラシを向上させるほうがいいと思うのですが。