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ALS患者高野元の日常と思考と回想

カンボジア編 〜 シェム・リアップ(2):アンコール・トム、タ・プローム

   

東南アジア旅行:カンボジア編:シェムリアップ滞在(2011/2/27)

シェム・リアップ滞在二日目は、アンコール・トムの中心バイヨンとタ・プロームを見に行きました。アンコール・トムは、アンコール王朝のジャヤバルマン7世が、アンコール・ワットの半世紀ほど後、12世紀末に建立した町です。

他にも見所があったのですが、体調を崩しはじめていたので午後は休養に当てることになりました。ちょっと残念。

バイヨン:

アンコール・トムは、「大きな町」の意味です。その名のとおり、外周12Kmの城壁に囲まれた広大な都市です。その中心となる寺院がバイヨンです。このバイヨンも、アンコール・ワットと同じように古代インドの宇宙観に基づいて、メール山(須弥山)とその周囲を表しているそうです。

バイヨンの入り口

このバイヨンには、数多くの観世音菩薩の四面塔が立っています。全部で54個だそうです。四面の神様といえば、ブラフマー神(ヒンドゥ教)/梵天(仏教)ですが、ここでは菩薩の慈悲が四方に伝わるように、と四面像となっているということでした。

四面の観世音菩薩の数々

 

バイヨンの中央祠堂を左右から臨む

デバダー

バイヨンも、アンコール・ワットと同じように三重の回廊で構成されており、その壁面にはレリーフが彫られています。神話だけでなく、戦争の様子や庶民の生活の様子が掘られています。

回廊のレリーフ

タ・プローム:

アンコール・トムの周囲には、多くの寺院が存在しており、すべてを見て回るには一週間では足りないと言われています。そのなかで、これだけは行くべし!というのが、このタ・プロームです。

タ・プロームもアンコール・トムとおなじジャヤーバルマン7世によって建立されていますが、その建築ではなく榕樹による造形こそが見所です。この独特の景観から、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画「トゥーム・レイダー」が撮影されたことでも有名だそうです。

当時の建築もさることながら、とにかく自然の力の凄さを見て欲しいと思います。

 

榕樹に覆われた寺院ですが、他と同じようにデバダーやレリーフがあちこちにあります。

デバダー

 

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