西安に行ってきた(2) ~ 兵馬俑博物館への道
風邪を引いた状態で西安に来たので寝覚めが悪く、朝9時すぎにのんびりホテルを出ました。すぐそばにあった旅行ガイドセンターで兵馬俑への行き方を聞いたところ、西安火車駅からバスが出ているとのこと。近所のマクドナルドで朝食をとりつつ地図を眺めてみますが、何番線のバスに乗ればいいのかよく分からず、結局通りの向かいにあった「鼓楼バス停」から。いつもの出たとこ勝負になりました。
そうはいってもバスは来てくれるので、火車站西側行きの206線に乗ると30分かけて渋滞した市街を抜けて西安駅前に到着。駅前はものすごい人で、駅の西側から東側に行くだけでも一苦労で、はたして兵馬俑行のバスが見つかるのか。。。
そこで手元現金が少ないことを思い出し、ホテルならATMがあるはずと駅前の解放飯店でお金を下し、ついでにトイレも借りました。そこから駅に向かうと、兵馬俑行の306線のバスが数珠つなぎに出ていたので、乗り場を発見し列に並んで続々とやってくるバスに乗りました。この人数が兵馬俑に行くとは、いったいどれだけ混むのだろうかと不安を覚えました(笑)。
駅前を11時過ぎに出発し、市街の渋滞をクリアした後は高速に入りひたすら走ります。途中、近距離/中距離/遠距離の高速バスを多数見かけましたが、一番遠いのは広州行きでした。いったい何時間乗っているのか分かりませんが、社内は寝台になっていました。
バス料金は7元と格安でしたが、小銭が1元足りずに車掌と一緒に困っていたら、隣の人が出してくれました。こういう経験も旅のいいところですね。
いくつかの観光地を経由して、一時間ほどで終点に着きましたが、なんだか宿舎の建物が連なっているばかりで、兵馬俑らしきものが見つかりません。人の流れについて5分ほど歩くとそれらしき場所に出たので、空いているチケット窓口を見つけてすかさず並びます。隙を作ると割り込まれるので、こういう時は前の人の背後と側面をブロックしないといけません。
入場料は110元でした。お金を払ったタイミングで、バスで1元をくれた人が隣に割り込んできて一緒にチケットを買ってくれというので一緒に買ってあげました。これでお返ししたかな。
チケット販売所から少し行ったところに兵馬俑博物館入り口があり、そこから木々で覆われた道を三分ほど歩くと、石造りの大きな建物がいくつか並ぶ広場に出ました。ガイドが客引きをしていて、私も日本語が出来る女性ガイドに「100元で2000年の歴史を説明しますよ」と営業されましたが、お断りして自分で回ることにしました。
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