大連便航空会社評
帰国途上の飛行機の上で原稿を書いています。JAL便です。#自宅でアップしてます。
経営破綻以降、ANA便がすぐに満席になり、直前までJAL便は空いているようになりました。以前はほぼ同じだったのですがね。
ちょっと前まで大連便は、中国系航空会社(中国国際、中国南方)が激安で、JAL・ANAは高かったため、たいてい中国南方航空を利用していたのですが、昨年からJALもANAも急速に値段が下がりました。日本人の大連出張が減ったため、座席が埋まらくなったためだと思います。いまや短期格安チケットの値段は、中国系航空会社の方が高いくらいです(21日を超えるオープンチケットは、JAL・ANAはまだまだ高いですが)。
そんなわけで、最近は自分の中の大連便の序列は、
ANA > 中国国際 > 中国南方 ≒ JAL
なのです。評価ポイントは、(1)値段、(2)サービス、(3)時間です。
(1)は前述のようにあまり差がありません。長期出張の場合は、有無を言わさず中国系航空会社になってしまいますが。
(2)のサービスはやはり日本の航空会社の方が良いのですが、大連便に限っていうとJALのサービスはずいぶん落ちてしまっていると感じます。一方、中国国際も中国南方も、中国語ができる日本人スチュワーデスを大量採用して日本人顧客向けのサービス向上に務めていますし、機内食も向上してきています。特に中国国際航空の機内サービスのレベルは向上していると感じますが、さすがにまだJALの方が上です。
(3)は、私にとってはJAL・ANAの方が有利です。早朝成田発で昼には大連に到着し、帰国便も昼過ぎに大連を発つため、移動日も仕事をすることができます。逆に、中国の方たちにとっては同じことが中国系航空会社に言えるのでしょう。
ところで、JALのサービスですが、経営破綻後に乗ったこの便では、ずいぶん改善されてました。
きっと社員に情報がオープンになり、なんとなくの危機感が、現実的な危機感に変わり、みなさん自発的に頑張っていらっしゃるのだと思います。会長に稲盛さんが就任されましたし、これからサービスが良くなり、経営も改善することを期待しています。なんといってもナショナルフラッグですからね。