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ALS患者高野元の日常と思考と回想

【応援】石巻復興に貢献する海産物卸会社「魚壱」

   

海産物が好きな私の誕生日に合わせて、プレゼントに大量の海産物を送ってくれた若い友人がいます。彼らは、「魚壱」という会社で海産物卸を手がけているので、海産物の調達はお手のものなのです。

とりあえず頂いた海産物紹介

まず、頂いたものを自慢します。

生牡蠣

産地直送の生牡蠣を頂きました。彼らのメイン商材は、石巻を中心とする牡蠣なのですが、今回は石川産のものと2種類いただきました。

冷蔵庫保管で二日は生食ができるということで、頂いた日から二日間、ほんとうに美味しい生牡蠣を堪能しました。

牡蠣殻

生牡蠣

生うに

続いて石巻産の生うにです。通常はうにが溶けるのを防ぐためにミョウバンを使うそうなのですが、こちらは使っていません。新鮮なので、もちろん型崩れはしていません。

生うに

イクラ

大量のイクラです。2パック頂いたのですが、息子たちも大好きなので、数日でなくなりました。

イクラ

マグロ

マグロもお送りいただき、数日ごとに分けて頂きました。当然冷凍なので解凍がカギです。ためしてガッテン方式で1時間ほどで無事解凍し、これも大変美味しくいただきました。

マグロ

この「魚壱」を紹介したい理由

さて、プレゼント自慢のためにこのブログを書いたわけではありません。友人がやっている「魚壱」という会社の成り立ちを知り、少しでも応援したいと思っているからです。

石巻復興への強い思い

友人は、東北震災で大きなダメージを受けた石巻の出身です。震災以前から東京で暮らして家族も設けていた彼は、ふるさとのためになにかやりたいと活動をはじめます。

その中で、石巻の人たちが「自分で立っていくことができる」事業を作らないと復興にはつながらないと気づきます。

スライド1

スライド2

魚壱の事業説明資料から

経緯

彼らの活動の経緯を簡単に紹介します。

  • 震災直後に地元石巻を経済的に復興支援する目的で任意団体を立ち上げる
  • その後、より多くの方に本物をお届けしていくために事業会社を立ち上げる
  • 生産者様と直接コミュニケーションすることで、商品へのこだわりや、生産者様の課題に向き合いながら商品をダイレクトに調達できる体制を構築
  • 全国の飲食店様を直接開拓し、産地からの直接納品と築地からの同時納品の双方を実現
  • アセットマネジメントの事業会社/リクルート/コンサルティング会社/アドウェイズ/GEOといった様々な社歴を持つ有志が集まり、体を張ったどぶ板営業で生産者開拓と販路獲得を実践
  • 流通ルートも構築し、地元宮城以外でも北海道・岩手・三重・兵庫・京都・福岡・長崎・佐賀といった地方海産物の直接買い付けも実現
  • 業務効率化、生鮮品の安全性向上といった、画期的な生産システムの構築に挑戦中

ビジネスモデル

仲買を介さず、生産地と消費地を直結するところに、彼らのビジネスモデルの特徴があります。

すでに、石巻殻付き牡蠣の都内飲食店向け販売数量では、シェアトップになっているとのことで、ターゲットユーザと提案価値の設定が適切だったことがわかります。

また、石巻産海産物の飲食店への流通ルートを構築する過程で、直接納品ニーズを掴み、築地市場で仕入れた海産物をそこに載せることでビジネスの拡大を図っています。

スライド4

魚壱の事業説明資料から

おわりに

友人たちがやっている「魚壱」の活動を紹介しました。

自分の故郷である石巻復興のために何ができるか考えて、強い動機=WHYのもと現場で苦労しながら、いまのビジネスを作り上げてきています。

彼らは直接消費者に卸しているわけではないので、これを読んだ方が直接注文できるわけではありませんが、都内で美味しい石巻産の海産物を食べた時には、ぜひ「魚壱さんとの取引ですか?」と訪ねてみてください。

そこで食事を楽しむことで、間接的ではあっても石巻復興に貢献していることになりますね。

花田くん、山下くん、これからもがんばってください。ごちそうさまでした。

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