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ALS患者高野元の日常と思考と回想

2013年の振り返り(4):国内出張編

      2013/12/30

あまり国内では出歩かない自分にとっては、今年は出張が多い年でした。関西方面に数回出かけることになり、結果として知り合いを得てFacebookを通じて関係を保ち続けるという、好循環が生まれました。

(1) 大阪出張3回

2月に日帰りで、Global Innvation Conference 2013 というイベントに参加しました。
目玉は、500 startupsの代表デイブ・マクルーア (Dave McClure)氏の迫力あるプレゼンでした。彼は机をドンドン叩いて、”Be the nail ! (出る杭になれ!)” と連呼していたのが印象的でした。彼が提唱したAARRRモデルを自分の業務でも使用したので、本人を目撃 (^^;) したことで説得力が増したと思います。

5月には、TheWave大阪コミュニティの交流を図るために勉強会の講師を努めさせてもらい、その後の懇親会も合わせてメンバに歓待してもらいました。新しい知己が増えるというのは、いつになっても嬉しいものです。

年の瀬の12月には、昔の同僚からの依頼を頂いて、『新事業開発に必要なマインドセット』というお題で、1時間ほどの講演をさせていただきました。4月の香川講演の内容を見なおしたものですが、「スーパーマンがいれば組織が良くなるという願望は実現できない幻想です。いま居るメンバの行動を1つずつ前向きにしていくのが長期的な成長には大切ですよ」というメッセージをお伝えしました。

(2) 4月:香川高松出張

前職の同僚だった高木さんが香川大学MBAの先生をしており、その講座「事業創造論」のケーススタディにておもに中国での会社経営を例に引いて講義をしました。組織論や人材育成に対する質疑が多く、これについて特効薬はないんですよ、という見解をお話しました。

また、友人の森田さんの会社で講演もさせていただきました。この内容をまとめたのが次のブログです。

この内容はその後も考え続け、先に述べた12月の大阪講演でも触れることになりました。

講演の後は、瀬戸内国際芸術祭の春会期に案内していただきました。瀬戸内の島を船で回るのは初めてでしたが、曇でまだ肌寒い天気にもかかわらず気持ちのいいものでした。この体験が、夏休みに家族でもう一度高松に来ようという気持ちにさせてくれました。

(3) 5月 丹波出張:

TheWaveコミュニティの活動として丹波ツアーがあり、これに参加しました。

兵庫県丹波市は、仲間の横田親さんが市議になっており以前から行ってみたい場所でした。

当日の10時過ぎに現地に到着して、夕方まで面白い人達に合わせてもらいました。みなさん、自分の手で何かを作り出して生活している人でした。木工・そば・陶器・黒豆、と多様ですが、皆さんが自身の哲学をしっかりお持ちで、地方ならではの内向き課題をものともしない姿勢に感銘を受けました。

普段アジャイルとかリーンとか言っている私にとって、

  • 一見不便に思える田舎暮らしを選び、
  • その中で自分自身の目標や生活スタイルを持ち、
  • 体を動かして日々を丁寧に過ごす

というみなさんの活動が、アジャイルでリーンな生活なんだと気付かされました。その根本には、精神的な自立と生きるために自分の体を動かすということがあるのですね。

もともと自然や田舎が好きな私は非常に楽しい時間を過ごし、ここでも知り合いが出きました。単に知り合っただけでなく、その後のFacebook上での交流を通じて関係が続いているのは実に面白いですね。その一環で、丹波野菜を2回ほど購入して送ってもらいました。また来年も購入しますよ。
>> 2013年の振り返り(5):コミュニティ編

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