西安に行ってきた(7) ~ 街角の店での食事

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西安の名物料理は、

  • 肉挟馍
  • 牛羊肉泡馍

で、いずれも味付けして細かく刻んだ羊肉を使います。

肉挟馍は、小麦粉を練って焼いたパン(というよりインドのナンに近い)に挟んで食べるもので、中国風ハンバーガーと紹介されることが多いです。

画像 画像 最終日に食べた肉挟馍

牛羊肉泡馍は、春雨?スープの中に刻んだ羊肉と、刻んだパンを入れた食べ物です。

いずれも、羊肉の脂身が多いので少し脂っこいですが、大変美味しいです。
こちらは写真を撮り忘れたので、参考リンクをあげておきます。

さて、肉挟馍も牛羊肉泡馍も名物料理ですので、街のあちこちにあります。私は、钟楼の北側に小さな店がひしめいているので、そこに食べに行きました。

中国ではよくある風で混んでる店がうまい店なのですが、混んでいるので店は汚くなります。私の入った店は17-18才くらいの男の子と女の子が給仕をしていましたが、少人数で大量の客をさばくので常にテンパっており、顧客サービスという概念は欠落してました(笑)。

牛羊肉泡馍にニンニクがついてきたので、覚悟して食べましたが無事でした。ニンニクは食あたりを防ぐ生活の知恵で、ローカル店での食事で危険を感じたときには必ず、かならず生でかじっておきます。このニンニク、どうやら肉泡馍が出来上がるまでのおつまみのようです。

画像 画像 お店の様子

肉挟馍のほうは、一日目の夜に店に入って食べ、二日目の昼に兵馬俑で食べ、さらに三日目の昼にも店先で注文して散歩しながら食べました。

西安というか陕西省といえば、刀削麺なのですが、私はシルクロードの起点らしい食べ物に目を奪われており、そちらは食べに行きませんでした。

この街路には食べ物屋のほかにも多数の店がありました。陕西省は切り紙が有名で、道ばたに切り絵を広げて営業していました。A1版くらいの大きな三国志の切り絵に心動かされたのですが、自宅に持ち帰っても飾る場所が無いので、小さな「福」文字の切り紙を買って帰りました。