61歳になりました

先日3月31日の23時半頃に61歳になりました。もう60歳からは年を取らないことにしましたが、今年も書いておきます。この写真は、仲間と行った東京ディズニーランドのシンデレラ城の裏側で撮ったものです。
最近はSNSやブログの投稿も減って、髙野は生きているのか?と訝しむ向きもあるかもしれませんが、そこそこ元気です。
新年ブログに書きもらしたことを中心に近況を書きます。今回もその道のマニアでないと理解不能の単語が頻出しますが、御愛嬌ということで。
パソコンを新調しました
以前使っていたMINISFORUM HX99G はかなりのジャジャ馬マシンで運用に苦労していました。9月頃にOSを入れ直したり、BIOSやブートデバイス周りをいじっているうちに動かなくなりました。今から思うと初期不良機だったかも?と思いますが、2年余り使ったからと諦めて、新しいパソコンを買うことにしました。
6月頃から AMD Ryzen AI Max+ 395 という高性能CPU を搭載したミニPCが出始めて話題になっていました。何が話題かというと、メモリに128GBも搭載可能で、サイズの大きいローカルLLMも動くという点でした。8月頭にOpenAIがChatGPT 4o mini 相当のLLMを公開すると、その利用レポートがネットに溢れました。これはやってみたいなぁ、でもこのパソコン高いなぁ(当時で30万円前後)、と躊躇していました。
外出時に使用する(主に講義用)ノートパソコンで作業をこなしつつつ、視線入力にZoom、パワポみたいなヘビーな使い方をすると重くなるのに耐えられなくなり、11月後半に上記のパソコンを買うことに決めました。
そのころすでに円安が始まっていて、メモリ高騰の兆しもあったので、あわてて1週間ほどネットの利用レポートを眺めて機種選定して(候補は4つあった)、MacStudioに似た外観の機種(マニアにはわかるはず)をポチりました。
2週間ほどで到着してセットアップすると、当たり前ですが日常作業がサクサクで、起動時の時間も3分から30秒に短縮して、ソレだけで感動。LMstudio の上でいろんなLLMを動かしてみたりして、また感動。
20代後半にインターネット上で様々なオープンソースが流れていて、会社のワークステーションで試したことを思い出しました。
本当のマニアなら、ここからさらに色んな使い方を試していくのですが、なかなかそこまでには到達できずにフラストレーションを溜めています。恥ずかしながらOpenClawもまだです。ぼちぼち取り組みます。。。
川崎市の「重度障害者就労支援特別事業」の適用を受けました
ALS関係者はほぼ誰でも知っている「重度訪問介護は経済行為には使うことができない」という制限があります。つまり、給与が発生する時間はヘルパーが使えないのです。あえてここには書きませんが、この措置には非常に厳しい評価をしています。そのため自分の会社「創発計画株式会社」経営するわたしは、週に何日かあるヘルパー不在の僅かな時間をかき集めて、月に2万円の役員報酬を得ていました。分かる人にはわかると思いますが、健保と厚生年金分しかありません。
厚労省は、 JEEDという外郭団体で「重度訪問介護サービス利用者等職場介助助成金」 という制度を始めていますが、その制度を適用すると決めた自治体でしか使えません。つまり、財源は自治体任せなんです。さらに、適用されるのは従業員だけです。つまリ、わたしのような経営者には適用されないのです。
わたしが住む川崎市では、2022年に「重度障害者就労支援特別事業」を始めてくれました。上述のJEEDの事業を利用可能にするだけでなく、経営者にも適用可能なように財源を確保してくれました。
なんで2022年から適用を受けなかったのか?との疑問を持った方がいるかも知れません。理由はシンプルで、わたしの役員報酬を増やすだけの売上がなかったからです。当時は夜勤は他の事業所に頼んでいたし、特定事業所加算を請求するだけの資格を持った介護職員が不足していました。2024年後半になるとそのあたりの状況が改善して、職員の待遇改善とともに、役員報酬を引き上げられる目処が立ち始めました。そこで、この特別事業を申請したのです。
それでようやく、決算後の取締役会で決議できる6月から、役員報酬を引き上げることができました(役員報酬はむやみに変えることができません)。
一つ書き忘れましたが、この利用には週に10時間以上の勤務という制約があります。普通は週40時間ですから、少ないと思うかもしれませんが、重度障害者にとっては短時間勤務が現実的です。なんとかこの制限の中で雇用機会を作れないかと考えていますが、まだ妙案が浮かんでいません。その前に事業拡大が必要で、利用者も介護職員も増やさなくてはならず、そうなると管理体制も強化しなければならず、考えることが多いです。
「そうはつ介護ステーション」は、指定更新を迎えました
2020年4月の開設のときは、6年後なんて生きてるかな、と指定更新のことなど考えもしませんでした。
少しずつ制度を学んで改善を続け、介護職員も増えて、利用者も4人になりました。47歳で独立した頃は、もう人は雇わないと決めていましたが、パート、アルバイトを含めると20人を超える職員を雇うようになりました。
これも、職員のみんなや利用者の皆さん、医療者や支援者の皆さん、地域の皆さんの支援のおかげと感謝しています。
日本ALS協会の会長代行をしています
2024年5月から協会の理事に就任して、副会長を拝命しておりましたが、事情により昨年10月から会長代行を務めています。
宇宙の話はどうなっているのか?
忙しくて余暇の時間が作れずに、なかなか進んでいません。
そんな中で、東大理学部の戸谷友則教授がダークマター(暗黒物質)の存在を発見したかも?という研究成果を発表しました。
東大のプレスリリースによると、
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2008年にNASAが打ち上げた、フェルミガンマ線観測衛星の公開データ15年分を解析しました
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天の川銀河の中心方向に、ハロー状にぼんやりと広がるガンマ線の放射を発見しました。
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その性質は、長年探し求められてきた、暗黒物質が放つと予想されるガンマ線放射によく合致しており、暗黒物質からの放射を初めて捉えた可能性があります。
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今後の検証で、本当に暗黒物質からのガンマ線であることが確定すれば、天文学・物理学における最大の難問の一つがついに解明されることになります。
とのことです。
ちょっと補足すると、銀河の中心部には銀河を形作る多数の天体を引きつけるだけの質量が必要で、ダークマターも集中していると考えられます。ダークマターとされる未知の素粒子WIMPが衝突して対消滅するとガンマ線を放出するとのことで、そのガンマ線を捉えることができればWIMPの存在を証明できるということのようです。WIMPは、これまで素粒子の存在を実験的に明らかにしてきた加速器やカミオカンデのような機器では観測できないので、宇宙を観測したら見えてきたという話のようです。
こちらの動画では、茂木健一郎さんが、ノーベル物理学賞が取れるかもと騒いでおります。
皆さん、戸谷友則教授とダークマター、素粒子WIMPの名前は覚えておきましょう。
戸谷先生の著書で素人向けなのはこちら。
最近衰えを感じたこと
(1)リモコンが動かない原因がわからない
介護用リフトのリモコンがばらばらになり、組み立てても動かない。ネジが効かなくなっていて、テープを一周して止めていたのに、電池を変えたときにテープを巻き忘れたのです。で、組み立て直しても動かないので、一つ一つ見てみると、どうも4ビットのDIPスイッチの設定がぶつけた拍子に変わってしまったようでした。
結局、福祉機器業者に来てもらい、確認してもらうとDIPスイッチを見て「あーこれ全部オンですねぇ」とセットすると見事に作動。「同じ部屋に複数のリフトを設置したときに、干渉しないように信号パターンを変えられるんですよ」とのこと。
ソレを聞いて、とにかく自分にがっかりしました。
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4ビットのスイッチですから、16通りしかないのに、全部試そうとしなかった
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干渉防止のために信号パターンを変えられる仕様が思いつかなかった
のが、衰えを感じたところでした。
(2)日比谷駅の位置がわからない
事件(1)の翌日、国際フォーラムのイベントからの帰り道、日比谷駅から帰ろうと位置を頭の中で思い出そうとしても思い出せない。有楽町駅と西銀座が見えているのに、日比谷駅の位置がわからない。
日比谷は仕事でも遊びでも何十年も通った場所なので、これは本当にショックだった。
仕方がないので、二重橋前駅まで移動するうちに、ようやく思い出してきた。
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その翌週はとにかく眠くて、時間があれば寝ていました。体も脳も十分な休養を取らないといけないと思わされた事件でした。
2026年度の目標
- まず宇宙研究の時間を確保する。
- 隙間に色んな仕事をやる。
- AIで諸々の作業を自動化する。
- 健康第一、十分な睡眠を取る。
といったところですかね。
次の一年も無事に生き延びられると良いなあ。







