twitterをやめてみた

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先週一週間ほど、twitterをやめてみました。
単純に面白いのと、社会につながっている感があるので、ついついtwitterを見てしまうのですが、はっきり言って時間の浪費になっているので、やめるととどうなるかを実験したわけです。

結論から言うと、「やめてもあまり困らない」んですよね。

でも、これって携帯電話が無くても何とかなるという感覚に似ていて、やっぱり不便と思うことが三つありました。この三つは、自分がtwitterに期待する機能とリンクしています。

(1) 自分へのフィードバックがもらえない

思いつきや、良いこと悪いことをつぶやいてフィードバックをもらえると、アイデアは膨らむし、良い気持ちは増幅し、悪い気持ちは解消します。なので、twitterを止めると小さなフラストレーションのはけ口がなくなって困りました。

一度、二日かかって作成した表データを失った時は、禁を破ってつぶやいてしまいました。誰からもフィードバックがないというオチでしたが。

(2) 友人の動向が分からない

ツイートを見ていると、自分の知り合いが何をしているのか、なんとなくわかります。暇な人忙しい人、現実逃避している人、真面目な人、様々ですが、引っかかりがある時には、メールより気軽に連絡できますが、Twitterを止めると孤島に一人でいるような感じになって困りました。

Twitterのゆるさが気軽に声をかけたりかけられたりするきっかけになっているので、来週の飲み会は全然決まっていません。

(3) 世の中の出来事が分からない

ネット上のニュースをマメに見るのが苦手なので、ツイートされるニュースから情報を得ることが多くなっていました。なので、夜のニュースを見るまで昼間の事件を知らなかったり、ネット業界の動きみたいなものは追えなくなりました。

でもまあ、情報を持っていても応用する場所がなければ意味がないので、これはこれでよかったのかもしれません。

というわけで、Twitterが無くてもなんとかなるんですが、ゆる~く世間につながっている安心感を得るには有用なツールだけど、目的がないと時間を浪費するなぁ、というあたりまえの結論になりました。

何か生産的な行為と結びつけるには、タイムラインを追う現状のTwitterクライアントではなくて、目的志向のUIを提供しないとダメかな~と思いはじめています。