Stay Hungry. Stay Foolish.
この一ヶ月あまりの間に数冊の本を読みました。どれも同じテーマを扱っていることに気付きました。きっと、いま自分の心が欲しているテーマなのだと思います。
もしかすると、同じ心境の方に役に立つかもしれませんので、以下に紹介しておきます。
(1) モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
モチベーション3.0の要素は、
1. 自律性
2. マスタリー(熟練)
3. 目的
の三つでとてもシンプルです。言葉にすると簡単で、それぞれを自分が納得できる形で磨くのはとても難しいです。でも、とても共感できる三つの要素です。
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(2) 「やればできる!」の研究―能力を開花させるマインドセットの力
キャロル S.ドゥエック(著)、今西 康子(翻訳)
モチベーション3.0のなかで何冊も推奨図書がありますが、そのうち数冊購入した中の一冊です。
「しなやかマインドセット」の人は、失敗しても逃げずに原因をキチンと考えて次に生かして行くので、長期に確実に成長できるのだそうです。このためには、自分の心に手を当てて、内的な動機付けで物事に取り組む姿勢が必要です。
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(3) てぃだかんかん-海とサンゴと小さな奇跡-
金城 浩二
たまたま移動のANA便でやっていた映画を見ました。沖縄で世界初の珊瑚の養殖に成功した方のお話で、岡村隆史さんと松雪泰子さんの夫婦がとても良い味を出しています。映画を見て感動したので、速攻で本を買ってしまいました。DVDも10月末発売ですが、こちらも予約してしまいました。
自分の大好きなことで、目標を持って人生を送ることこそ、人生の挑戦であり幸せであることを、普通の目線で淡々と書いています。子供にも読ませました、
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(4) 20歳のときに知っておきたかったこと ~スタンフォード大学集中講義
ティナ・シーリグ(著)、高遠 裕子 (翻訳)
自分で決めたテーマに挑戦することが成果を生みます。また、うまくいかないことは誰にでもあります。リセットは恥ずかしいことではなく、むしろ得た経験を次に生かすことができるかどうかが鍵です。世の中の通念に縛られず、ほんとうにやりたいことを、失敗を恐れずに最高を目指してチャレンジをつづけていくことが、自分にとっての良い人生につながります。
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Steve Jobsの伝説のスピーチ
この時期に、こうした内容の本を立て続けに読んで思い出したのは、Apple CEO Steve Jobsが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った伝説のスピーチです。どの本も、Jobsが話したことと同じことを言っているのだと理解しました。
このJobsのスピーチは、iPhone、iPadだけでなくHTC Legendにも入れて、ふとしたときに何度も見かえしています。
私も1年間を過ごしたカリフォルニアの青い空の下に広がるすばらしいキャンパスを思い出しながら、あらためて見直してみました。
”Stay Hungry. Stay Foolish."
これこそが、いまの自分が必要としている言葉です。もしご存じない方は、ぜひ下記動画をご覧ください。こちらがスクリプトなので、ぜひ英文で(日本語訳も多数あります)。